
酸辣湯麺といえは、酸っぱくて辛い麺。このすっぱさがクセになるのがの魅力です。
酸辣湯麺を出すお店は数あれど、カップ麺として発売するほど有名なお店「赤坂・榮林」の本当の酸辣湯麺を食べに行きました!
こちらが明星から中華三昧シリーズで発売されている赤坂榮林の「酸辣湯春雨」
実際の榮林さんには酸辣湯春雨バージョンはなく中華麺です。
榮林の歴史と元祖酸辣湯
赤坂にお店を構えてから60年の歴史がある榮林ですが、元々は料亭だったそうです。
素材の良さと丁寧な調理が長年愛される秘訣でしょう。さすが老舗の貫禄、一度食べたら他店との違いは歴然です。
その証拠に、ディナータイム、ランチに1度づつお邪魔しましたがランチはお客さんが絶えないほどの人気っぷり。
なぜ榮林の酸辣湯麺がカップ麺として売り出しているか、それはここ榮林が酸辣湯麺を誕生させたと言われているからでしょう。
元々は従業員のまかないメニューだった酸辣湯麺がここ榮林から全国に広まったとのことです。
榮林のメニューは高め、だけどクオリティに感動する
一般的な中華店の価格設定より2~3割程度お高めの榮林ですが、一度食べたら納得するはずです。
使ってる食材や、調理の丁寧さが美味しさに直結しているのを感じます。
たまにのプチ贅沢品だ~!なーんて思って1度食べたら、後戻りはできないかもです。
酸辣湯麺デーは月曜日
毎週月曜日は「酸辣湯麺」通常価格1200円が1000円になる酸辣湯麺デーなるものが設定されています。
その他の曜日も、通常価格より安くなるメニューが設定されているのでランチがねらい目です。
つゆそば
榮林では汁ありの通常のラーメンを「つゆそば」と呼んでいます。
ラーメンタイプか、あんかけ焼きそばタイプのほぼ二択です。
ディナータイムで食べた榮林中華の数々
まずは春巻きから
注文方法はコースでもなく、全て単品で注文しました。
この日は3人でお邪魔して、1人前ずつを注文したのですが、3人でシェアすると伝えたらあらかじめ器に3等分して提供してくださったというお心遣いに感動!
ということで、だいたい一人につき少しづつとなりました。
春巻きは全く油っぽくないことに嬉しくなってしまいました。こんなに美味しい春巻きだったらもっと食べられそうでした。
そして餃子
餃子は小麦粉で練った皮とキャベツや豚肉など、具材にさほど差がないのにお店の個性がこれほどまでに違うメニューはないのでは?と思うほどおもしろい食べ物です。
ここ榮林の餃子は良い意味で餃子っぽくないのです。むっちりとした皮がとアンが絹引きタイプでとても滑らかでクセになる美味しさ。
よく手打ちをウリにしているお店の皮はつるんとして弾力がある感じですが、榮林の餃子の皮は小籠包を厚手にしたかのような食感でした。
あまり他では出会えないタイプの餃子です。これも一度味わってほしい一品です。
お次は青梗菜のクリーム煮
中華屋さんで、クリーム煮を注文することはよほどコースで出てくる以外ないのですが、中華として出されるクリーム煮は洋風のそれと違い美味しかったです。
青梗菜を油通ししてる技が発色の良さとシャキっとした食感に仕上がるのです。
細かく刻んだハムがトッピングされているところが、中華っぽさを感じます。
中華料理の代表ともいえる酢豚
酢豚は自らの意思で注文したことはありませんが、複数人でいくと自分ではチャレンジしない一皿に出会うことが新しいです。
今まで気づけなかった美味しさに気づいたりで良いこともあり。
そんな風に思ったのが、榮林の酢豚です。
豚の衣が余分になく食べやすいのと、わき役っぽい野菜たちも主役級の仕上がりです。
玉ねぎはシャキッとしていて、ピーマンも油通しでシャキっとそしてツヤがよく見た目がよいです。
見た目の良さは食感などにも影響します。これが美味しい!と感じるのですね。
今回のいちばんのお目当て、酸辣湯麺
夜はハーフサイズなるものが存在します。これだけたくさん食べけれども酸辣湯麺だけは1人前を3人でシェアではなく、ハーフサイズを注文!
やっぱりスープが止まらないんですね。底をつくまで止め時がわからない( ;∀;)
「あ~お腹いっぱい!」と何回いいながら最後まで食べたでしょうか。
お腹がいっぱいでも美味しいと無理やり食べてしまう現象ってありますよね。
〆はビックサイズのエビがゴロンと入った海老炒飯
もうお腹に入らない~!と言いながら食べてしまった海老炒飯。
無駄に脂っぽくなく、しつこくないご飯のせいでつい食べきってしまった炒飯です。海老が通常の4倍ぐらいの食べ応えのありすぎるサイズ。
上品な炒飯はついつい食べ過ぎてしまうので要注意ですね( ^^) _U~~
年が明けて2度目の榮林はランチタイムに
今回も同メンバーにて再来しました。
ランチなのでとりあえず一人一品注文です。
前回の海老のサイズに感動した私は、味をしめて海老のあんかけ焼きそばを注文!
海老はもちろんのこと、それぞれの野菜が独立て主張した美味しさでした。
大振りの高級干し椎茸の存在感もすごいです。
今回のランチでも気に入ってしまった餃子を注文
ガブっとした餃子の中身をお見せしちゃいましょう。
よく見ると実際さほど細かくないですが、これが食べてみると口当たりが絹引きっぽく感じるほど繊細なのです。
鶏そば
スープが澄んでてとっても美味しそう。
鶏肉も処理が丁寧なんだろうな….。 というのもこれは食べそびれました。
再び酸辣湯麺
やはり、存在感ばっちりな酸辣湯麺です。
淡泊で上品な海老あんかけそばを食べると、こっちがより引き立ちます。
やっぱり間違いない旨さですね。
ラストデザートは杏仁豆腐はとっても美味
シンプルなものこそ素材の味も作り方もダイレクトに出てしまうであろう。
榮林の杏仁豆腐は10個ぐらいペロっと食べたくなるほど美味しかった。
何がどうしたらこんなに美味しくできるのだろう。見たところで全くわからないけど普段は杏仁豆腐が苦手な私もこれには感動。
赤坂・榮林アクセス
交 通:公共交通機関/東京メトロ銀座線・丸ノ内線「赤坂見附駅」から徒歩約 2 分
東京メトロ千代田線「赤坂駅」から徒歩約 5 分
ドン・キホーテのはす向かいにあります。
レンガ造りのビル1階から3階まで榮林さんです。
2、3階は個室になるスペースがあります。2021.1.7現在は厳しいですが、普段なら接待や会食に利用できます。
中華三昧のカップ酸辣湯麺を食べて予習してホンモノを食べに赤坂榮林におじゃまするのも良いですね。
素敵なお店です。
赤坂 榮林
〒107-0052 東京都港区赤坂3-16-2
Tel:03-3583-0171
平日:11:30-14:30・17:30-22:00
土・祝祭日:11:30-14:00・17:30-21:00
日曜定休