マラケシュでリヤドに泊まってみたいけど、治安が心配。
気を付けるポイントとか知りたいな…。
雑誌でも特集が組まれるほど魅力たっぷりなマラケシュ。
雑貨もかわいいし、砂漠も行きたい、そしてリヤドに泊まってみた~い!
でも気になるのはやっぱり治安ですよね。
リヤドは奥まったところにあることが多いので、人がいない場所では特に気を引き締めないと危険です。
今回宿泊した「The Bohemian Jungle」というリヤドです。
👇
🔸リヤドとは
🔸スークでGoogleマップ使えない
このようなテーマで書いていくので、最後まで見てくださいね~。
モロッコのリヤドとは?
リヤドは「邸宅」を改装した宿泊施設です。
細い路地にあることも多く、道に迷いやすいです。
土の壁にいきなり出現するドアだけでは、遠くからだと発見しにくいですよね。
ドアの向こうにはギャップがありすぎるほどの豪邸が広がっています!
いま見ても、こんな路地の奥の奥、しかもこんなドアがたった1枚だけ。たどり着ける自信がないです( ;∀;)
めっちゃ迷子になりました。
あのドアの向こう側には、解放された世界が広がっています。
今回、2件のリヤドに宿泊しましたが、もちろん2件ともラグジュアリーな中庭も屋上もありました。
建築も、装飾品もエキゾチックで女子なら誰しも憧れるような空間ですよね。
わたしも大興奮でした。
ですが!!みなさん!
ヤドにたどり着くまで初心者にはちょっと難易高めだし、危険なので注意しましょう!
Googleマップが使えないほど奥地にある
とにかく、路地がアリの巣のように張り巡らされていてGoogleマップに載ってない!
Googleマップに頼りすぎてしまってる今となっては、まさに死活問題ですよね。
近くまでくると 「到着しました」 お知らせしてくれますが、地図にそこで途切れてたりします。👀💦
私たちも例外なく、迷子になりうろうろ。
スマホを見ながらキョロキョロしながら歩いてると20代後半ぐらいのモロッコ人が声をかけてきました。
うわっ、キタ…!
道案内したがる男に注意
「どこに行きたいの?」画面を見てくる。
一瞬にしてスマホを奪って逃げられたら終わりですからね。
しつこいので、私たちも用心しながら仕方なく画面を見せると、
「ホテルを一緒に探してあげる。ついてきて!」
といった様子で、カモンと自信満々に手で合図を見せると、私たちの前を歩きだしました。
壁しかない迷路を右へ左へぐるぐると、、、途中で「これ絶対おかしいぞ」その男からなんとか逃げるチャンスを見計らっていました。
周りに人がいれば何も問題ないのですが、通行人もいない、狭い見渡す限り壁に囲まれた謎の迷路で、捕まったら一貫の終わりです。
後から思うと、完全に方向感覚を失わせようとしてたのかもしれません。
私たちの10mぐらい先を行く男。
ちょいちょい振り返って私たちの様子を確認するので、荷物も多いし走ったところで逃げ切れる見込みがなく、娘とアイコンタクト、ひたすらチャンスをうかがうのでした。
みなさん、佐藤健主演の映画「億男」ご存じでしょうか。
行きの機内でたまたまその映画を観たのですが、これから行く、モロッコが登場するので何気なく観ていました。
まさか、映画と同じ目に合うとは想像もしていませんでしたが、これがナイスなことに予習となって助かった。
という、私にとってはまさに神のお告げのような映画でした。
まるで映画のように救世主現る
いまだ!
走って~~!!と叫び娘と二人で猛ダッシュ💨
必死に走っていたら、男がいきなり大声で叫び出した!
アラブ語なんでわからないけど、なんか叫んでる!
おそらく仲間を呼んで、道を封鎖しろ。といっていたのだろう。
どっからともなく現れて、私たちの逃げ道をふさぐ10歳ぐらいの子供。
まるで狩りをしたあと、犬が獲物をここだここだ。と飼い主に言ってるかのよう。
グルだったんですね。
ついに男と子供に挟まれ逃げ場を失う私ち。終わった、、、と思ったその時!
メディナに救世主あらわる
映画のワンシーンのようだけど、
ハスキー犬二匹を連れ、颯爽とお散歩中のヨーロピアン系のお姉さんに遭遇!!
「助かった~!」
何の迷いもなくお姉さんに駆け寄り助けを求めると、お姉さんに事情を説明した。
お姉さんが、「あっちに行きなさい!」と子供を追っ払ってくれるが、自分は案内してるだけだと主張する。
お姉さんは、「この人たちはお金が欲しいだけ」
と案外ケロっと説明していたが、そのこと自体がそもそも怖いんだよね。と思いながらも、安心した。
さらに驚いたことに、そのお姉さん自分の会社を持ってるそうで、従業員に私たちが探しているリヤドへ案内してくれるというのだった。
なんて親切なの?!ありがたすぎる。
電話で従業員の方を呼ぶと、その方にリヤドまで案内していただけることになりました。
なんともガードマン付きという待遇でリヤドにたどり着くことができたのです。
世の中、捨てる神あれば拾う神あり。
とはまさにこのことかもしれない。
ネコも子供も大人もみんな必死に生きている
マラケシュのメディナ(旧市街地)の中の中心地、フナ広場周辺には、子供を連れたホームレスのような家族もいたりする。子供だけでパンを売っているとか、とにかく衝撃が多すぎた。
人の落とした食べ物を必死に食べようとするフナ広場の猫さん。
スリなども事実たくさんいるので、気を引き締めないといけませんが、マラケシュは私にとって刺激的な街でした。
最初は衝撃すぎてフナ広場を歩くのも怖かったのですが、コツを掴んできたら慣れてきました。
慣れないうちは全員悪い人に見えるかもしれませんが、お店のお兄さんや露店のおじさんに勇気を振り絞って話しかけてみてください。硬い表情がとつぜんほぐれたりしますよ。
これから旅行を計画しているみなさんも、用心しつつ楽しんでくださいね!
私の体験談を最後まで読んでくださってありがとうございました(‘◇’)ゞ