こんにちは!(^^)!
気がついたら、「バスクチーズ風チーズケーキをどれだけ本場に近づけられるか?」とムキになって自分に課しているmihaです。
材料を変えたり、分量を変えたり、焼き時間などテストを重ね、とうとう最終回を迎えました。
![](https://voyage51.com/wp-content/uploads/2020/02/eb09e3266b4bb515dbda4c35b00def9b-160x90.png)
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今回は完全版だよね?
はい! 前作よりお付き合いくださった皆様には感謝申し上げます!
今回で完成ということで、おかげさまでようやく最終回を迎えることができました。
サンセバスチャンへはそう簡単には行けないので、白金高輪にある、バスク風チーズケーキの専門店GAZTAのケーキを買って最後答え合わせしてみました!
ラヴィーニャのチーズケーキに近づきたい!
という一心になってしまいました。
途中から目的が、できるだけホンモノに近づきたい。などという願望がフツフツと湧いてきて自分史上最高のチーズケーキが焼けるまでしつこく焼きました。
前回、ラビーニャのこちらの動画を発見して、焼き時間を調整しました。
![](https://media.eitb.eus/multimedia/images/2018/04/10/2272201/20180410110716_tarta-queso-vina-bocados_foto960.jpg)
そして材料と分量は前回と同様です。
クリームチーズ(リュクス)200g
お砂糖 80g
卵 1個(1個にしてみました)
生クリーム(中沢乳業) 100cc
小麦粉 小1
※ 最近スーパーに普通のクリームチーズを見かけなくなりました。パンに塗るタイプなどは売っていますが、余計な成分が入っているのでシンプルな原材料のクリームチーズがやっぱり美味しいです。
200℃ 30分
設定温度に関しては、真っ黒ではなく、Lavinaっぽい色にしてみようと試みて、当初の210℃→200℃へ変更。時間は30分のままで設定しました。
思い切って200℃で焼いたみた結果
はい。こんな感じに仕上がりました!個人的にはカラメルっぽくてよさそう。
200℃で30分焼きました。
カットして、断面を見てみても・・・ こんな温度でいいんじゃない?とおもう仕上がり
真ん中がじゃかん「とろり~ん」としているのがラビーニャの特徴でもありますが、そこはちょい足りないかもです( ノД`)
カットして、横に寝かせた図
では、今回の焼きっぷりと比較してみましょう。
![バスク風チーズケーキ](https://voyage51.com/wp-content/uploads/2020/02/P1000546.RW2_-300x225.jpg)
前回のチーズケーキ
![バスク風チーズケーキ](https://voyage51.com/wp-content/uploads/2020/02/P1000624-300x225.jpg)
今回のチーズケーキ
前回と比較してみると・・ 写真で見る限りでは焼き色が薄くなっただけですが、焼き時間や、温度を少し変えるだけでも、味そのものというより、食感がすこし違ってきます。
重たいどっしりした感じから、ほんの少しなめらかな舌触りに。
答え合わせ?!
バスク風チーズケーキを作ってるうちに、気になってくるのが「GAZTA」さん。
というわけで、自分の作ったケーキがおおきくズレていないのか?
GAZTAさんのケーキは果たしてどんな味なのか? 行ってみました。
白金高輪 バスクチーズケーキ専門店「GAZTA」ガスタ
写真のケーキは一番小さいサイズで直径8㎝、お値段¥760 かわいくみんなで並んでいます。
しかし、お気づきのとおり焼き色・・・あれっ?? 黒くないじゃん!
って感じですね。日本のサイトを見ていると真っ黒!真っ黒って洗脳されていました。
重量は8㎝サイズで 計ってみたら 150gもありました。けっこうどっしり。
さっそくうちに持って帰ってきて
実食~です! さてさて(^^♪ 楽しみ。
ふむふむ クリーミーな感じだね。かなりカスタードぐらいクリーミーだ。
食感はとろ~り。もはやクリーム? 味はというと 味に関していえば、私のケーキもほぼほぼ同じ路線にいるかなーという感じ。
それもそのはず、材料的には ALL同じ しかし、シンプルな材料がゆえにやっぱり、素材の味 材料そのものがとっても重要になるものだと再認識しています。
ガスタの成分表です。
![GAZTAのチーズケーキ食品成分表](https://voyage51.com/wp-content/uploads/2020/02/P1000589.RW2_-300x225.jpg)
原材料:ナチュラルチーズ・乳製品・砂糖・卵・小麦粉
※ クリームチーズは分類するとナチュラルチーズ
この成分表で、多い順に見ていきますと クリームチーズ、生クリーム、砂糖、卵、小麦粉 の順です。
ということで、例えば生クリーム100ccだとしたら砂糖はそれ以下の分量ということになります。
本場では塩でたべる?!
サンセバスチャンのラビーニャでは、赤ワインと合わせて食べるのがスタンダードということで、塩をパラパラっとして食すようです。
ガスタのレジ横にも塩が売られていましたが、なんと偶然にもというかラッキーなことにというか、同じものをたまたまサンセバスチャンで買ってきたので、うちにありました。
まだ未開封で使ったことがなかったのですが、ちょうどよかったのでこの度チーズケーキを食べるために開封してみました。
ちなみに現地では1€したかどうかという値段でした。
![スペインの塩 flor de sal](https://voyage51.com/wp-content/uploads/2020/02/P1000632-225x300.jpg)
びっくりするぐら粗い。そしてめちゃくちゃしょっぱい!
![スペインの塩 flor de sal](https://voyage51.com/wp-content/uploads/2020/02/P1000631-1-300x225.jpg)
平べったくて 粒がでっかい
塩をかけて食べると、といってもこれは粒がでっかいので、ひとくちにつき一粒の割合で甘さが引き立つというか、味が逆にまろやかにも感じました。
同じようなカットでGAZTAのケーキと自分ケーキの比較
同じようなアングルで比較してみました。
芯の部分をクリーミーに仕上げるには、焼きあがったらすぐにオーブンから取り出し、底の部分を通気性を良くしておくことです。
ラビーニャでは、焼きあがったチーズケーキはホールのまま、底の部分に丸く穴の開けられた棚に乗せているそう。
![GAZTAのチーズケーキ](https://voyage51.com/wp-content/uploads/2020/02/P1000627-300x225.jpg)
GAZTAのチーズケーキ 断面
![バスク風チーズケーキ](https://voyage51.com/wp-content/uploads/2020/02/P1000628-300x225.jpg)
今回焼いたチーズケーキ 断面
まとめ
最終的に材料の分量、焼き時間、かかった金額などおさらいします。
クリームチーズ(リュクス)200g
お砂糖 80g
卵 1個(1個にしてみました)
生クリーム(中沢乳業) 100cc
小麦粉 小1
200℃ 30分
クリームチーズ 340円
生クリーム 160円
砂糖 20円
卵 20円
小麦粉 5円以下
合計 545円
手順おさらい
![](https://voyage51.com/wp-content/uploads/2020/02/IMG_7771-1-300x225.jpg)
やわらかくなるまで室温で戻す。冬は湯せんなどでやわらかくしておく。
![](https://voyage51.com/wp-content/uploads/2020/02/IMG_7772-300x225.jpg)
お砂糖を入れたらザラザラがなくなるまで混ぜる。
![](https://voyage51.com/wp-content/uploads/2020/02/IMG_7777-300x225.jpg)
卵は2,3回に分けて丁寧に混ぜる
![](https://voyage51.com/wp-content/uploads/2020/02/IMG_7785-300x225.jpg)
生クリームも入れ更に混ぜる
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ダマができないよ混ぜたら最後に粉をふるって入れる。 茶こしとかでもOK! ダマがないよう手混ぜる
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さら~っと型に流し込む。 200℃余熱10分 焼き時間30分
焼きあがったら、即座にオーブンから取り出し、底の部分を必ず通気性良くして冷ますしてください!
13㎝ ワンホール 600円以下で作れるので安いし、簡単だし、好み的なものはあったとしても食べらない失敗はないので是非チャレンジを!
そして材料のメーカーですが、クリームチーズはリュクス、またはフィラデルフィアをおススメいたします。
生クリームは、中沢乳業がやはりダントツでした。
材料を混ぜて焼くだけ。という点では最も簡単、手軽に焼けるチーズケーキですよ!
最後までご覧いただきありがとうございました (^^)/
またお会いしましょう~
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