♦こんにちは、mihaです。
ちょっと前までは、断捨離しまくっていたのに、今度はゼロウェイスト問題が気になってきている思考だけは自由すぎるアラフィフです。
みなさんご存じですか?
ZERO WASTE
ゼロウェイストについて少し考えてみたいと思います。
coolすぎるだろっ。なレストラン
これぞ最先端!
プラスチックごみやペットボトルなどのごみはリサイクルとかそんなことだけに留まらず、レストランでそこまでの取り組みが行われているとは全く知りませんでした。
こんな姿勢に興味を持ちました。少しでも理解しようと、ゼロウェイストの取り組みについて調べてみました。
ZERO WASTEとは
ゼロ・ウェイストとは、無駄・ごみ・浪費 をなくすという意味。
出てきた廃棄物をどう処理するかではなく、そもそもごみを生み出さないようにしようという考え方です。
「焼却・埋め立て・何でもリサイクル」がもたらしたのは、
資源の無駄遣いと有害物質による健康被害と水質汚染など環境への悪影響でした。
ゼロ・ウェイストは、そんな社会の仕組み自体を変えていこうとするものです。(引用:ゼロ・ウェイストアカデミー)
そもそもゴミを生み出さないようにしたい。という考え方
スーパーマーケットなどのレジ袋の有料化で、海洋プラスチックがいま大きな問題となっており、私たちの暮らしの中でも徐々に意識も広まりつつあるようです。
海に大量のプラスチックごみが浮遊していたり、魚たちがプラスチック製品の合間を縫ってを泳いでいく姿などを目にするたびに悲しい気持ちになりますが、特に何もできることがなくただ悲しい気持ちになるだけでした。
環境が徐々に破壊されている問題に直面するたび、少しずつ自分の生活でも意識して、まず無理なくできることから始めようと思い、最近では大きい袋を持ち歩いています。そして買い物をしてもレジ袋を使わないように心がけるようにしました。
そのように意識して生活してみると、次に気になってくるのが、売ってる商品の包装についてです。 ヨーグルトも、卵も、野菜を買っても梱包されてる状態。
ほとんどのものがプラスチック製品を使用しています。そして素材もさることながらかさばるのも問題。
そうして自分が買ってきたものを改めて観察してみるとビックリするほどのごみを出しています。
海に直接ごみを捨てるわけではないので誰もが罪の意識はそれほど持たないでいるかもしれませんが、わたしも生きている限りゴミを出し続け、地球上の生き物に影響をあたえていることを思うと少しでも今までよりは変化しないといけないと思っています。
買った時点でもうゴミとなるのが決定するという、当たり前ですが意識しだすと、買うときにそのことも考慮して買うようにしないと始まらないんだと感じました。
わたしが興味を持つきっかけとなったお店「NOLLA」
フィンランドのヘルシンキにあるレストランNOLLA。このスタイリッシュな内装、生き生きとそこで働く人たち。

写真でこれを見た時は、衝撃的でした。
ビジュアルもさることながらその取り組みがあまりにも素晴らしすぎるので一瞬にして興味がわいてきました。
このレストランのすごいと思うところは、その取り組み自体を匂わせていないところ。
お店で出た生ごみは、コンポストで24時間で堆肥にし、生産者へ戻すという、生産者にとっては栄養たっぷりの土で、また美味しい野菜を作ることができる。そしてその野菜をまたレストランで使うという見事な循環。
これぞまさしく 最近巷でささやかれているサステナブル(持続可能な)ということなのか。
それだけではなく、その徹底ぶりがすごい。
使い捨てのプラスチック、プラスチック包装も、食品ラップに至るまで使わないというのだ。 自分たちが使用するユニフォームなども再生可能なものにしているらしい。
そうは言っても、一体どうやったらそれが実現できるのか不思議でならない。
私が勤める飲食店では、当然のことながらラップはガンガン使う、ペーパータオルもポイっと使い捨て、もちろん残った生ごみだって普通に捨てるので小さい店ながら、1日のごみは45リットルの袋に2つは軽く出しています。
ゴミが出てしまうのは仕方ないこと。だという常識も工夫しだいで減らせるかもしれません。これからは意識することから始めてみようと思う。
目指すはその姿勢
ゼロウェイストとは 可能な限りゴミをゼロにしよう!という試み
ゼロ廃棄物のライフスタイル特化したお店がパリにはたくさんあります。フランス政府もごみ削減に取り組んでいるのと、人々の意識も高いのか自然食品(BIO)を扱う店や、環境に配慮したコンセプトの店は人気があります。
私が南仏の旅で印象に残っているワンシーンがあります。マントンというレモンで有名な街を訪れた時のこと。
その街のマルシェでレモンを栽培、販売していたおばちゃんは自宅で使用した小麦粉の袋や、お砂糖の袋、ありとあらゆる袋をリサイクルしてレモンやジャムを買ったお客さんにその袋を使っていました。

リサイクル瓶の手作りジャムと黄色い袋もリサイクル

そのとき思ったのが、これを日本に置き換えたとして果たしてこの袋に入れて手渡したらお客さんはどんな反応なんだろうか。ということでした。お店のおばあさんの自宅にある使用済みのお砂糖の袋などで、手渡したら?
決して新品の小ぎれいな袋を求めていない消費者たちも素晴らしいと思いました。
量り売りという売り方
ゼロ廃棄物に特化したお店ですが、実際どんな感じかというと、パッケージがない。容器は自分ちから持参が基本。というようなお店です。
お醤油から液体洗剤から、シリアルに至るまで量り売りのお店です。
私が子供のころは、お豆腐屋さんがくると、家からボールを持って入れてもらいました。お味噌もときどき車で売りに来てそうやっておばあちゃんが買っていたことを思い出します。
買い物に行くときも、買い物かごを持って行くものでした。たまごも当時はたまごやのおばあちゃんが、新聞紙に入れてくれて割れないように大切に運んだものです。
「ゴミを減らす」ということは、まず買うものから意識する。使い捨てのものはなるべく買わない。など徐々に自分の生活を見直し、ゴミを減らすことだけではなく、その先にある持続可能で心地よい暮らしを続けていけるよう楽しみながら実践していきたいと思っています。
50を過ぎ、できるだけシンプルに生活をすることに自然と気持ちが動き始めました。新しいタビをはじめようとおもいます!
それでは、最後までありがとうございました(^^)/