マントンは、イタリアとモナコの中間に位置するレモンの街としても有名なリゾート地です。
日本での知名度はやや低めですが、ニースやカンヌと並ぶほど、夏のバカンスフランス人にも人気の街なんですよ~!♡
そんな、マントンの魅力を紹介します!
🔸マントンの見どころ
🔸マントンへの行き方
こんなテーマでお話します。
【マントンの地図】パリの人たちに人気の街、マントンはレモン祭りで有名
日本人にはあまり馴染みがないかもしれませんが、マントンはニースやカンヌと並ぶフランス屈指のリゾート地です。
マントンはレモン祭りが有名で、毎年20万人もの観光客が訪れるそうです。
2023年の開催期間は2月11日~26日です。
マントンの位置・地図
パリからマントンまでは約800キロの道のりです。
ニースにコート・ダジュール空港がありますが、今回は電車で行きました。
パリから、フランス版新幹線TGV(テージェーベー)に乗り、マルセイユ駅まで約2時間半、そのあとミラノ行の電車、国鉄SNCFに乗り換えます。
ヨーロッパ鉄道のチケット買えます。
今回の旅の終着地、イタリアのミラノですが、モナコを除いて6都市を廻りました。
フランス側からイタリアに向かっていくと次の順番です。
マルセイユ→カンヌ→ニース→モナコ→マントン、そしてイタリアに入って、ヴァンテミリア→ミラノ
赤い縦線がフランスとイタリアの国境です。
マントンの見どころはマルシェと景色
カンヌやニースと比べると圧倒的に日常感を味わえるのがマントンの魅力かもしれません。
街はわりとコンパクトで、週末にはファミリーで海沿いをサイクリングしたり、キックボードで楽しんでいました。
私たちが行ったときは、海岸のちょっと脇の広場でマルシェが開催されていました。
せっけんに限らず食料品、野菜などフランスではbio(オーガニック)関心が高く意識して買い求めるお客さんが多いです。
100% Naturalロバのミルクで作った手作りせっけん屋さん
南仏名物の「ソッカ」ひよこ豆をミキサーにかけてドロドロ状にしたものをたっぷりのオリーブオイルで焼いたもの。
シンプルで素朴な味わいがたまらなく美味しいサクサク、ジューシーな味わいが病みつきになりました。
塩と胡椒をふりかけただけのものでしたが、どうしてもまたSoccaが食べたくて、動画を参考につくってみました。
Soccaの作り方はこちら
Soccaの屋台に並んでいたおじさんが、「ニースでもたくさん食べけど、ここのはめっちゃ美味しいよ!!」と言っていたので、特にここのSoccaは相当美味しかったんだと思います。
マントンはレモン祭りが有名
マントンは、90年の歴史があるレモン祭りが有名です。
開催日:2023年2月11日〜2月26日
開催地:フランス、マントン
URL:https://www.fete-du-citron.com/
レモンの街というだけあってマルシェでは新鮮なレモンや果物、野菜がたくさん売られていました。
マルシェで出会ったレモン農家のおばあちゃん。
姉妹で経営されてるとのことで、ご自宅のお庭で収穫したレモンを売っています。
そして、レモンを加工した手作りのジャムなども売っていました。
ご自宅で使った瓶を再利用しているところが、とっても素敵✨🍋
フランス人はエコ意識には感心するばかり。
子供のころから日常的に教育されてるせいか「エコ」なんて思わないぐらい常識なのかもしれません。
マルシェでは何度も使い古した紙袋を持参する人も多く見かけました。
おばあちゃんのお店で買い物したものは、ご自宅で、捨てずにとっておいたお砂糖や、小麦粉の袋に入れてくれました。
その徹底ぶりは見習いたいところですね。
南仏の太陽のめぐみいっぱいに育った野菜たち。
これぞ農業大国ですよね。
フランスの場合、1kg分の価格が表示されてるので、たまねぎ1個でも、いんげんが10本ぐらいでも計って価格を出してくれます。
必要な分だけ買えるのでうれしいです。
何が良いかというと、パッケージされて一律の価格じゃないので1個だろうと、大きかろうと、公平な値段がつくこと。
素敵な時間を過ごすマントンの日常
8月にもなると賑わいを見せるマントンですが、私たちが遊びにいったのは3月ということもあって人影はまばらでした。
しかし、3月だというのにさすが南仏の太陽はやっぱり違う、サンサンと照り付けるように暑かったです。
海に入るには肌寒いという気候ですが、早朝から海でyogaしたり、泳いでいる女性や運動を楽しむ人々の姿が印象的でした。
優雅に流れる時間、、同じ時間を過ごすならこんな風に過ごしたいな。なんて思ったシーンでした。
街のパン屋さんもゆったり
こちらは町のパン屋さんで食べたモーニングセット。
フランス人は太陽をあびるのが大好きなので、必ずと言っていいほどテラス席があります。
おいしいオレンジジュースが付いてくるのがフランススタイル。
感動するのは、どんなパン屋さんでもクロワッサンとパンオショコラがだいたい美味しいこと。
看板のデザインもハイセンス
しかもかわいい。グッドデザイン賞\(^_^)/
ごちゃごちゃ説明するより早く、世界共通言語!
いちいちおしゃれ。色味がすきだわ
新鮮な野菜や、きらきらの海、時間がゆったり過ぎるマントンでしたがいかがでしたか?
景色はもちろんですが、フランス人のライフスタイルも真似してみたくなりますよね。
ここまでお付き合いくだりありがとうございました。
では、良い旅を!Bon voyage!\(^_^)/