こんにちは。
南フランス エクサンプロバンスより長距離バスでミラノを経由し、ドイツミュンヘンまでおよそ16時間! 体力限界チャレンジしたアラフィフです。
ミュンヘンは日本のソーセージでも有名なバイエルン州にあります。よく現地へ行ってみたら実はそうではなかった。みたいな話を耳にしますが、ミュンヘンは期待を裏切ることなくほんとうに街にはソーセージがあふれていました。ドイツ人の国民食とも言えます。そんなミュンヘン、行ってみたらこんなトコだった。シリーズはっじまりま~す (^^♪
エコ・リサイクル精神
いろいろ聞いてはいましたが、本当にドイツは「エコ」という言葉自体存在しないのでは?と思うほど 当たり前、当然のように根付いている印象を受けました。
日本だとおしゃれなデザイン重視で「エコバック」を売ってたりしますよね。ドイツはそんな名前すらないんじゃないかと思うような使い古したボロボロのバックを普通に持ってスーパーマーケットや市場のようなところで買い物をしていました。そこが逆におしゃれ
そしてスーパーの隅にはこのような瓶やペットボトルなどを回収マシンが設置されています。入れた分のレシートか現金かは不明ですが、自分にリターンがあります。
日本の場合は大きい回収ボックスはよく見かけますが、その場でお金が戻ってくる仕組みのマシンは見たことがありません。(どこかにあるのかな?)

現金リターンボックスがあれば回収率あがりそう
しかもおしゃれな若者たちにも興味をそそるようなデザイン
デザイン会社とか、なんか参入できないんですかね?日本の場合自治体が考えたデザインってなんかなぁって感じです・・・・😞
おしゃれじゃなくてもおしゃれに見える
最近、スーパーでもらえるレジ袋を有料化しようとか、炭酸ガス入りの素材に変えて、できるだけ海にいる魚たちの環境を守ろうとする動きがちらほら出てきた印象ですが きっとドイツではとっくの昔から環境に対する知識を小さい子供のうちから刷り込まれているようなので、袋に限らず売ってるものも環境優先の素材だったりします。
女性も男性もどんな袋をみんな持っているのか常にチェックしていたのですが、ファッションやヘアスタイルトータルで見たときにそのバックもなぜかおしゃれに見えます。
そのバックとは、ボロボロのすり切れたビニールのバックです。(/ω\)
しかし、全体で見ると景色と服装、もちものすべてが
めっちゃおしゃれ に見えるんです。コレが
石鹸が主流
環境と言えば、界面活性剤たっぷりの合成洗剤なんか使っている様子はあまり見られません。というか恐らく少数かもしれません。石鹸シャンプーの種類も豊富なのには驚きました。
やはりシャンプーも石鹸にしよう!という波が日本にも近づいてきているかもしれませんね。私もこの度、3種類ほど購入してみました。
そのうちの1つを現在使用中ですが、思ってるより使いやすく泡立ちも泡切れも良いです。しかし、合成シャンプーと違って流した後に「トゥルンっ」といった感じはなくさっぱりという感じです。何回かに1回、毛先にトリートメントをちょこっとつければもつれたりはしません。
経皮毒もできるだけ避けたいし、環境的にもできることは少しでも。という思いもあります。
物価は高かったり、安かったり
日本でも人気のドイツ土産の定番「ハリボー」
種類が豊富すぎてびっくり( ゚Д゚) まさか、スーパーの棚 両面一列埋め尽くすほどの種類の豊富さに圧倒されましたw
同じくビールも種類が豊富すぎる上に水より安いっ!
話ではよく聞きますが、ほ、ほんとーだーぁ という印象 しかも日本だったらこじゃれたビール専門店で高級品扱いの1本1,500円とかしちゃいそうな相当なビジュアルビールが驚きの1.5€程度だったり、逆もありで日本では100均レベルのプラスチック製品のキッチングッツなど 詐欺じゃないかいと思うほど高い値段で売られていたりします。
本当にモノの価値ってなに?といった感じで日本の物価基準で考えると逆の場合が多かったです。
お店の食べ物は?
建物が超ハイセンスな大人気のお店で朝食を食べることになりました。
頼んだスクランブルエッグとパンが ↑コレ ですが、これいくらに見えますか?
380円? ・・・・・ 500円ぐらい?
いえいえ、な、なんと驚きの約800円!
高いと思いませんか?別に普通じゃん?って思いますか? パンに乗ってるのはチーズではなくバターです。
このパンは雑穀多め酸味の強いパンでした。焼かずにそのままでしたのでモソモソしていてなんか食べてもごっくんって飲み込みづらかったです ;つД`)
だからバターが解けていないのです。ちょっとは軽く焼いてほしい~って思いましたが こういうものなので諦めました。
これも、旅の醍醐味です。

そうそう!ドイツ国民のスタンダードを知るってことが楽しいよね
嬉しいことは、日本のようにマーガリンではなく本物のバターだということです。ヨーロッパは普通にバターを使ってくれるので私としては嬉しいです。
ドイツ3大名物といえば!
白いソーセージが代表的らしくおすすめされたので食べてみました。
あまり好きではありませんでしたが、これはうまいっ!
なんだろ、食べやすいというか、クセがなく香辛料もさほど強くはなかったです。
なんか世界の食べ物って日本風にアレンジされて食べやすくなってる場合もあると思うんですが、これに関しては、率直にアルトバイエルンに勝っています!
ソーセージとパスタはデパートのフードコート食べました。
いろんなジャンルの食べ物があるのですが、名物のソーセージとパスタをチョイス
好きな麺を選び、野菜も選ぶようなシステムで その場でお兄さんが しゃっ しゃっ と作ってくれます。
しかし、意外とビジュアルってこうしてみると日本のクオリティが高いと再認識します。
ただ、素材は本当に良いものを使用しているのでチーズもまじりっけなしのパルミジャーノを粉ではなく このスライス状態で大胆にバサバサっと笑
なので、原価率から考えるとすごく安いことになります。日本だったらこんなチーズ使えないかもしれません。
こういったコーヒーは本当に美味しい。カップやトレーもかわいいし、ナプキンもすごいかわいい。
お値段は400円前後程度です。
フランスからの経路
フランスのエクサンプロバンスよりバスに揺られひたすら乗り続けること16時間!
上の地図の赤いルートで行きました。青いルートは経路を調べたもので、最短距離のようです。
しかも途中ニースで乗り換えがあります。
なんだか、バスの時間はかなり いい加減です。
私は南仏に滞在中の2か月ちょっと長距離バスを何度か利用しましたが、正確に発車や到着なぞしたことがなく予定時刻はほぼありえないものだと諦めました。日本だと定刻通りが当たり前ですが、時間が遅れようとズレ込もうがこちらの方は誰もきにしちゃいなさそうです。
まるでゲームの中にいるみたい
乗り換えのニース空港では、シーズンではなかったにしても気候的にはお天気も良く清々しく開放的でバカンス気分を味わうことができました。
空港をちょっと徘徊しましたが、さすが世界中から富豪たちのバカンスの場として親しまれてるだけあって、普通の空港とは違い、通常レンタカーサービスやWi-Fiレンタルなどのお店が目立ちますが、ニース空港は ヘリコプターチャーターのポスターがあっちこっち。
ちょうど夕陽が沈むところで最高のロケーション 庶民の私たちがこの場にいられることさえラッキー。
こんなに素敵な夕陽のシーンを見ることができただけでラッキーです。お金がなくたって
(;´Д`)そうだ 幸せだよっ!幸せ~w
とりあえずもう二度と見ることがないと思われるニース空港をぐるぐる見学した後、長丁場に備え簡単な食料を買いこみ再びバスへ
二か国通過
ニース空港を後にし、ジェノバ → ミラノ と徐々に北上していき、順調にバスは走る。

なんか検問でしばらく止められたんだよね。
なにやら私たちが乗っているバスはしばらく止められていました。
外を見るとすごいことに!ゆ・ゆ・雪? しかも吹雪 ニースの景色はどこ???
1日でこんなに真逆の景色を見られることも感動です。てかここってどこよ?!
天国から地獄というか、まるでゲームの主人公のよう。自分の周りの景色・環境がめまぐるしく変化します。
めっちゃ吹雪いてました。w ここは地図上で青く〇で囲ってある地域なんと
オーストリアだったようです。
あとから写真を撮った場所を調べるとここは
ツィーウルシュタッドル(Zieglstadl)というところでした。
Googleってこういう時、すごく便利ですね。
このあと、山を越えしたらウソのように平穏な街並みに戻りました。このようなルートで今回は南仏からミュンヘンまでバスで移動しました。
実はオーストリアからドイツに入国するときに検問があったのです。車内にいきなり2人組の私服警官突入してきて不法入国者を見つけ出そうという、日本では考えられないような迫力に緊張が走りました。
そのときの話はまた別に書きたいと思っています!
最後まで読んでくださり ありがとうございました(^^)/
👇 こちらもバスで行きました。