こんにちは。マルセイユ時間足りず2日連続で通ったmihaです。
そんな足りないってほど何があったの?
よくぞ聞いてくれました!
・・・そ・それは、、、めっちゃくちゃ本気の店を発見してしまったからなんです。家のインテリア・キッチングッツ・お掃除グッツなどなど すべて揃っちゃうほど充実しまくりの店です。
しかも気絶するほどおしゃれ。
日本国内の雑貨屋ではそろそろ物足りなさを感じてきたあなたもきっと気になることでしょう。
それでは、写真と共に、大興奮まちがいないおすすめポイントをみていきましょう。
Meison Empererの魅力
創業1827年という超老舗の金物屋さん。フランス最古だそうです。
現在2019年なので、今から192年前、日本では江戸時代の文政10年に誕生したということになります。日本の江戸時代の生活を考えるとものすごい最先端にもほどがありますねw
入口は何か所かあり、中はアリの巣のような構造になっていてみた目より広いです。
「MAISON EMPERER」メゾンエンペラ―
マルセイユって海しかないと思ってたから 友達に教えてあげたい!
上にあるサイトをを開いてみると、通販もできるようです。(不確実ですが;)
のちのちネットで調べましたが、このお店はかなり有名らしく、ブログを書いてる人もいました。
事前に下調べもせずにマルセイユに行った私たちはブラブラしてる時に、何の気なしに入ったお店だったので、まるで宝物を発見したのか!っていうぐらい大興奮しました。
うぁぁぁあ~~
テンション上がりすぎてどっから見ていいのかわかんない。
無造作(風)にカゴとブラシが置いてあるだけでも素敵。 崩れかけた石の壁とマッチしていて計算されたいい感じのザツさが加減がGOODなのです。
フランス人は見せ方の天才!
棚に ただ、ブラシが置いてあるだけで 大興奮したことありますか?
ないですよね。私もなかったですが、なぜこんなにも心を揺さぶられるのかと考えましたら、やっぱり店の造りとナチュラル感がハンパなく合うんですね。
私からしたらもうテーマパークです。
整いすぎていない
業種によってはきちんときれいに整列させたり、ぐちゃぐちゃだと問題あり。のところは別ですが、ドン・キホーテが流行ったのも 陳列の仕方とある程度のごちゃごちゃ感で宝探しをしているようでしたね。
そんな心理状態になるのかここMAISON EMPERERも いい感じに仕掛けがいっぱいなのです。
ナチュラル感
ぱっと見た感じこの奥には何があるのかなぁ~ってわかりませんよね?
そう。なんだなんだ・・? なにがあるんだ? ってドキドキしながら進んでいくのが楽しいです。ごちゃごちゃ感がなんかここでは妙にナチュラル。
普段自分とはあまり関係のない雑貨だとしても、いちいち手に取って見たりして。
そしてあまり見慣れない道具はどうやってつかうんだろ~
とかね? 推測しながら なんだかんだ言いながらってめちゃんこ楽しいわ。
一歩一歩 くまなく見て廻ります。
フランス人の感覚
日本だったらオープン前とか、暇な時間帯に ケバケバの掃除する道具を持って、従業員が商品をパタパタお掃除したりしてる姿をよく見かけますよね。
何もしないのも暇だし、仕事してる風とかやってみるとか。
しかし、フランス人はそういった建前的なものが一切ないのか見ている限り必要最低限の仕事しかしてないようです。
基本、建物が石でできているのと、平気で100年とか200年前のものを内装だけなおして使ってるのと、床も石でできているのでピカピカに掃除しなくてもなんか問題ないんですね。
で、商品のお皿とか、あまり触ってなさそうなものは基本ホコリがもれなく付いています。
でもお客さんも誰も気にしていないし、従業員も気さくで陽気で楽しそうに仕事しています。
楽しむ!が標準装備
ここのお店に限らず、飲食店にしても私が見てきた印象としては従業員が明るくて楽しそう。ということです。
仕事をすっごいする人がいても しない人がいても、空気が悪くなったり
「あいつ 全然やってないじゃん。私はこんなにやってるのに」といったような感じもあまりないようです。
最初、フランス人の仕事のスタンスが謎すぎて理解できなかったのですが、フランスに長く暮らす娘に聞いたら どうやら自分のスタンスを相手に押し付けたりしないようです。
さすが!「個」を尊重する国!
だから、すごくバリバリ仕事する人がいたとしても、しない人に向かって
「もっと仕事してよっ!」という発想にはならないのだそうです。
この考えは、急にそうしろと言われても難しいと思いますが割り切ってしまえばお互いにストレスも減らせそうだなって思いました。
日本社会全体の問題でも国民性でもあるのでなんともですが。
日本人的視点
上の写真の巻いていあるキッチンクロス!かなり衝撃でした かわいすぎる~
しかし、ここでも日本人的発想だったらシリーズ
いざ、自分が「買おっと」って決めました。として・・・・
この先に出ているヨレヨレした部分って気になりますか?
もっと中のほうのキレイなとこからカットして欲しい~ ってなちゃいそうですか?
日本人だったら「言ってる人絶対にいる!」って思いました。w フランス人の場合、たいして気にしていない人が多いです。てか、私たち日本人がすごーく気にしすぎなのかもしれません。
そんな視点で気にしないフランス人を観察していておもしろかったです。
この、名物マルセイユ石鹸もビニールにも箱にも入っておらず、むき出し状態。これは、このむき出しだから超かわいいんですよね。
「角が削れている」とか「刻印が薄い」とか「色ムラがあるぞ」など
気にしてはいけませんw フランス人は モノを奥からも取ったりしていませんでした。
写真左上奥の白い石鹸なんて形がいびつすぎて、棚に積み重ねても落っこちてきそうですね。
ほんと、気にしていなくて面白い。最大の魅力はこの均一すぎないところ。
と私は思っています。
国民性を表しているようです。
憧れのインテリア
写真の左側の石の壁 リアルです。何百年前の建築物でしょうか。実際ボロボロでところどころ崩れ落ちたりしています。しかし、これを「お客さんにキケン!」などの処置をとらないところがフランス的発想で素敵だと私は思うのです。日本だったらあり得ないことかもしれません。
この感じがテーブルや椅子の傷なども含め全体的にとてもよく合うからです。キレイにしすぎると、この良さが絶対出ません!
日本人の私たちが真似しようとすると、あくまでも「プロバンス風」といった感じになってしまいがちです。
カフェもあるんです
お店の3階部分にあたる最上階には、ひっそりカフェがあります。
こんな隠れ家のような素敵なカフェになぜかお客さんが私たちと、後からもう1組来ただけでした。
すごい混雑しているのを想定してたので、拍子抜け。
なんで?なんでこんな空いてるんだ??
って理由を考えたのですが、よくよく冷静に考えたらフランス人にとってこのような建物の造り自体、珍しくなく別にごくごく日常だということに気づきました。
そっかぁ。南仏は特にこんなおうちばっかりだもんね。
五感を満足させてくれる
注文したパウンドケーキも適度なボリュームで美味しい!
味も余計な添加物とか入ってないナチュラルな味!
って、さっきからナチュラル連発してごめんなさい。ナチュラル以外の表現が思い浮かびません。
香りもよく口当たりも美味しいコーヒーだしー、カップぅー、お皿ぁー、建物ぉー、インテリアとすべてが完璧と言わずしてなんて言おう!
お値段だって こんなに良心的! この店構えで青山あたりのお店だったら
無駄に3倍以上はするな。
もう 最高に贅沢な時間の使い方でもあるこのコーヒータイム。
大・満足でした。階段の写真がないのですが、なんと螺旋階段なのですよ。さび付いて、ぐらついてちょっと危なっかしくて、
逆にそれがいい感じ。
マルセイユはこのようなお店や飲食店もたくさんありながらレジャーも楽しめるとても素敵な街です。
しかも意外とコンパクトな街なので、ざっくりみて廻る分には一日でイケます。
いかがですか?メゾン・エンペラー 行ってみたくなるでしょう~ マルセイユに行った際にはぜひぜひ足を運んでみてください! じっくり見るには3時間は確実必要です。笑
雑貨好きさんと この感覚をSHAREできたら嬉しいです^^