サンセバスチャンまで行ったのに、チーズケーキをたべることができませんでした。(/ω\) なんとも悲しい💦
こんにちは。mihaです。
バスク風チーズケーキ焼いてみました! しかし、仕上がりに納得いかず、結局のところ4回も焼いて、改良を重ねています。
ということは、作り方の説明じゃなくて、ただの失敗談?
いえいえ、待ってくださっ!✋ それだけではありません!
今回は、限りなくLa Vinaのチーズケーキに近づきたい! そんなテーマで実験を重ねてきました。
なので、ただのレシピと作り方を公開しているブログとちょっぴり趣旨が異なります。
しかし、最終的には納得のいくケーキが完成しましたので、その過程も書きました。
途中は要らないっ! 時間がないんだ~!成功した作り方だけ教えろ~~ という方は
「バスク風チーズケーキ奮闘記【ついに完全版?!」へお進みくださいませ。
では、いきまーす !(^^)!
バスク風チーズケーキのブームは終わった?
バスク風チーズケーキを作ろう!と思ったのは、ある日のこんなことから始まります。
ある日、パソコンで作業しながらテレビを無駄に流し聞きをしていた時です。 あのメロディと共に始まった懐かしの「キューピー3分クッキング」
「まだ健在なのね」と思いながらも視線はPC画面のまま音声のみを聞いていたところ
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本日はバスク風チーズケーキです!
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なんとも このタイミングで💡
バスク風チーズケーキといえば、白金に店を構える専門店が急に話題になり セブンイレブン、ローソンとこぞって第2波に乗り、ブームはすでに終息に向かっていると思われるいまさら感がありますが 気が付いたら分量をメモっていました“(-“”-)”メモメモ
まずは作ってみる
作り方の説明によると、用意した材料をただ混ぜていき、焼くだけ。
ボールひとつで作れてしまうお気軽さに ノせられ、「混ぜるだけなら作ってみるか」と さっそく翌日材料を買い込み、きっちり分量どおり、まずはアレンジは一切くわえずレシピに忠実に焼いてみました。
材料は以下のとおり。(18㎝型)
生クリーム 200g
ヨーグルト(水切ったもの40g)
お砂糖 70g
たまご 2個
小麦粉 15g(大さじ1)
見た目はバスク風チーズケーキ風
焼き具合とかは下の写真のとおりに「バスク風チーズケーキ」っぽく仕上がりました。
簡単じゃん?
ところが ところが ;つД`)
なんか想像していたものと違う。。。
ビジュアル的には焦げ具合もまずまず。しかし、イメージしていた通りの食感と味ではなかった。
考えられる原因は2つ
というのも、バスク風チーズケーキの特徴とされる「レアでもなくスフレでもベイクでもない」、絶妙な食感らしいようだが、特別な感じもなくトロっとした食感が特徴のひとつだというのに、焼き型が大きかったためか、その分薄っぺらくなり中までフツーに火が通ってまった。
クリーミーな食感はもとより、舌触りが若干ザラついていた。これは単純に混ぜ方が甘かったのだと思う。
あとの疑問は酸味が圧倒的に足りないという疑問。チーズケーキって素材的にもある程度の酸味はあるはず。しかも水切りをしたヨーグルトも入っているのに。
やっぱりフィラデルフィアがいいのかな?
スペインのサイトでTarta de queso(チーズケーキの意味)で調べると、ヨーグルトやレモンなどはレシピに入ってないのです。
うーむ。
ますます疑問が湧いてくる。ますます日本風にアレンジしていない本場のレシピが気になってきた。
納得いかず2回目チャレンジ
そんなわけで、1回目で納得のいく仕上がりにならなかったので、再び材料を買い込み2度目のチャレンジへ!
以下、変更、改善点
・ダマにならないよう滑らかな生地をめざす。
さらにより本場のレシピを探しました。
サンセバスチャンのLa vina(ラ・ヴィーニャ)と、Tarta de queso
で検索し、ホンモノにできるだけ近いレシピをさがしていたところやっと出会いました!
静岡にあるLas Tapasさんのfacebookに材料が書いてあるのを発見!!
とっても信ぴょう性がありすぎる!
「La vinaの店主に教えてもらった。」ようです。しかもチーズケーキの写真がまさしくLa vinaと同じではありませんか!
表面を真っ黒にしている写真がほとんどですが、実際の写真を検証すると、意外とこんな感じでまだらに黒いんですよね。
材料だけは公開されていますのでこれを1/5の分量に計算しなおし作ってみることにしました。
卵 7個 →→→ 1.4個
砂糖 400g →→→ 80g
生クリーム 500g →→→ 100g
小麦粉 大1 →→→ 小1
もうこれでばっちり! レシピも焼き型も問題なし!
2回目焼き上がり
それなりの高さあり! 1回目より、なめらかな仕上がり! 形もまずまず。
では あむっといざ実食!
ん~ イケてるんじゃない?!(^^)/
のはずでした・・・💦
素材が大切
さて、やっとの思いでここまでたどり着いたのですが、実は焼く前にあることに気づいてしまったのです。
ケーキの材料を投入しているときです。今まで気にしていなかったクリームチーズの香りに違和感が・・・
表面もよくよく見るとなんか質感が違います。(老眼のためしっかり眼鏡をしてよく確認して)味見してみました。
焼く前に材料の味見をしなかったことにも後悔しましたが
ななな なんとーー
ん?ん?!(;’∀’) てか なんだこの味は?! 変わった味がする
クリームチーズをよく扱う方でしたらご存じだと思うのですが、クリームチーズって固まってる状態だと、ホロホロしているんですよね。パンに塗りずらいバターのようにカサカサなのが一般的なんです。疑いもしなかったのに、なんか余計な成分でも混入しているかのような無駄にクリーミィな感じ。
しかも
食べたことないモワっとした風味がしたのです。これじゃ、いくらレシピを真似しても求める味には近づけない気がしてきました。
しかし
他に使い道ないし、とりあえず焼いてみることに。しかも酸味が全くないタイプでしたので、レモン汁を結構大量に使いました。
ここは、もうどうせ違うんだから好みの味にしてしまおう!
なので、1回目よりは納得して食べることができましたが、あきらめるわけには行きませんので3度目チャレンジ!
クリームチーズについて
フィラデルフィアのクリームチーズを買おうと思って近所のスーパーへ何軒か行ったのですが、フィラデルフィアはマーガリンのような容器に入ったソフトタイプだけで、目当ての純粋なクリームチーズは皆無。明治のメグミルク一択でした。
どうしちゃったんだろう。と気になりググったところ、「フィラデルフィア」はなんと、森永乳業になっていました。(以前はクラフトという会社だった気が・・)
従来の四角いバターの形のクリームチーズを追い求め やっと売っていたところが成城石井でした。ここでもフィラデルフィアは置いておらず、北海道乳業の「リュクス luxe」1539円 と四つ葉乳業のクリームチーズ(確か1400円台)の2種類のみでした。
しかも2種類とも1kgのみ。どちらも5回分焼けます。私はリュクスの味は知っていたのと、成分表も生乳、クリーム、食塩、乳化剤、ようにシンプルな成分だったのでリュクスを購入しました!
これであと5回はチャレンジできるぞ! ( `ー´)ノ
バスク風チーズケーキ チャレンジはつづく・・・・
時間のある方はバスク風チーズケーキ発祥の店La viñaの味を追い求めて【part2】見てってね~
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